メタモデルの元ネタ



元々言語学は面白いと思っていましたが、父が失語症になってから、さらに関心度が高まりました。どうしたら、父がもっと社会生活を楽に送れるのかを考えると、言葉がいかに重要なのかを実感します

続きは編集後記で
4月6日にアマゾンで頼んだ「チョムスキーと言語脳科学」という東大の言語脳科学の酒井教授が執筆した本が届きました。
その当日酒井教授の講座を聴講していた私は、「言語学を知らない人でも読めるように工夫された」と言うことを教授ご本人から伺いました。
チョムスキーは現在も存命で90歳になります。酒井教授は1996年にMIT(マサチューセッツ工科大学)の名誉教授であるチョムスキーから直接、言語脳科学の教えを得られたそうです。

NLPが最初にモデリングしたのは、メタモデルの質問方法であることは、ご存じの通りです。そしてその時に用いられたのが、チョムスキーの言語論である「生成文法」です。

これまで、私自身メタモデルを10年以上トレーニングしてきましたが、今回の酒井教授の本を読むと改めて、生成文法を基にしたメタモデルの科学的正当性が証明されたことがわかります。

しかし、メタモデルの質問そのものが人間同士のコミュニケーションにおいてどれほど科学的に正当性があるかは、別次元の話になります。

メタモデルの元ネタには他にもいくつかあるからです。
一つは、言わずと知れたゲシュタルトセラピーの創始者フリッツ・パールズと家族療法のパイオニアであるヴァージニア・サティア。
もう一つは一般意味論の創始者アルフレッド・コージブスキーです。
NLPの基本前提でもある「地図は現地ではない」
それから、あまり知られていませんがクラレンス・ルイスやソール・クリプキなどの様相論理学者(can’tやmustを扱う)たちです。

そしてメタモデルの元ネタを知ることで、「いつ?」「どこで?」「だれに?」「何を?」「どのように?」質問することがわかります。
そして「なぜ?」という質問がメタモデルには含まれないのはフリッツ・パールズの信念からです。
ゲシュタルトセラピーでは、「なぜ?」という質問をしません。それは言い訳を引き出す質問であるとパールズが考えていたからです。
そこから、メタモデルはニューロロジカルレベルの能力レベルまでに対する質問と対応しているのです。

■編修後記
酒井教授に父のリハビリに関して、色々なサジェスチョンを頂きました。
そのおかげで、父の未来に光が当たったことを私は実感しています。
科学の進歩のおかげで、たくさんの人々がもっと幸せになれると良いなと心から願います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA