スピリチュアリティ



NLPの世界的トレーナーである
ロバート・ディルツ氏は、
スピリチュアリティを以下のように述べています。

「<より大きなシステムの一部である>という主観的な経験について説明する」
「個人として自身を越えて、(家族、コミュニティそしてグローバルシステム)へと繋がる概念」
「神経学的に、スピリチュアルレベルプロセスは私たち自身の神経系と他の人の神経系との間の一種の「関係のフィールド」、一種のより大きな、集合的な神経システムを創ることです。」

たとえて言うと、パソコン一台が
アイデンティティレベルまでです。

パソコン同士が繋がっている
インターネットがスピリチュアルレベルです。

パソコン一台で、できる事や記憶できる情報よりも、
インターネットを使った方がどれだけたくさんの
情報が得られるか周知のことと思います。

「三人寄れば文殊の知恵」ということわざがありますが、
文殊菩薩は智慧の豊かな菩薩さまです。

私たちが、3つの神経系を使って、
相互に知恵を出し合えば文殊菩薩のような
知恵になるということです。

このことわざは、スピリチュアルレベルを表すことわざです。

ロバート・ディルツ氏が開発した
ニューロロジカルレベルの図を
下記のURLから画像をご覧ください
https://felix-t.com/wp2/wp-content/uploads/2022/04/NLL2.png

個人(アイデンティティレベル、自己認識レベル)を越えると、
上方に向かって、また樹形図が描かれています。
家族、コミュニティ、地球、宇宙

しかしながら、

さらに、世界、地域によっては神ということも言えるでしょう。

スピリチュアルな経験は宗教の根源ではありますが、
「宗教」そのものではありません。
スピリチュアルな経験についての信念です。

スピリチュアルな経験を示す感覚的特徴が2つあります
1.「感覚歪曲」
2.「共感覚」

「感覚歪曲」は、サブモダリティの特徴的な組み合わせです。
たとえば、視覚的なイメージの距離がより遠くるなら、
普通小さく、暗く、ぼやけて見えます。

しかしながら、

スピリチュアルな経験は、
イメージの距離が遠いのにも関わらず、
大きく、明るく、鮮明に見えたりします。

「共感覚」は複数の感覚が重なり合うことです

たとえば、聞こえる音に色がついていたり、
見えているイメージが明るくなると
身体の重さが軽くなるような事です。

そして、

ロバート・ディルツ氏の師匠に
文化人類学者で「NLPの父」と呼ばれる
グレゴリー・ベイトソンは以下のように述べています

「スピリットとは、個人としての私たちがサブシステムである
『より大きなマインド』の一種として万物と『つながるパターン』です。」

「スピリットの果実(愛、思いやり、喜びと平和のような)は
神の意図、すなわちこの『より大きなマインド』のパターンと
調和した存在の結果として生まれ、変化したものです。」

ディルツ、ベイトソンが述べているスピリチュアリティは、
宇宙、世界、神とスピリットを通して繋がることです。

宇宙、世界、神からやってくるエネルギーを受け取る脳の状態が
「レベル2=ヘルス」です。

ヘルスでなければ、起こらない癒しのプロセスがあります。

ヘルスまでレベルが上がると、「ゾーン」「フロー」と呼ばれる
超覚醒状態に入り、パフォーマンスが飛躍的に上がります。