意味論



言語学において意味について論ずる分野を
『意味論』
と呼びます。

ある一つの何かに対して、
その表現に関して、
その何かに二つ以上の異なる見方・捉え方を
することが私たちはできます。

それが私たちの何かを知ること(認知能力)と関係します。

意味論は、その認知能力と意味の関係性を
探る言語学の一分野です。

メタファーを含むリフレームや
ロバート・ディルツ氏が考案した「スライト・オブ・マウス」は
意味論が基になっています。

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<言語学における意味>
定義すると、以下の通りになります。
ちょっとくどい言い方ですが、

言語表現の指示対象:言語表現が言い表す属性を持つ個体(の集合)。
ただし指示対象は発話の場で変化します。
例:「イヌ」と言ったときに4足動物の人間に懐くワンと吠える動物です。
ただし、文脈によって意味が変わる時があります。
警察の犬とか国家の犬と言ったときには権力に媚びる人間を意味します。

言語表現の意味(指示対象に共通する特性):発話の場に関係なく、
一定(辞書的)である。
他の言語表現の指示対象から区別して選択する基準の機能を果たします。
例:「イヌ」と言ったときに4足動物の人間に懐くワンと吠える動物です。
この場合は文脈に関係せず、辞書の意味の通りです。

指示対象が現実世界に実在しない場合:鬼、龍、ユニコーンなどは仮想世界に実在すると考えることができます。
現実世界を含む仮想世界全体を可能世界と呼びます。

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催眠的なコミュニケーションをとる場合、
この意味論は非常に重要になります。

冒頭で述べたようにメタファー(隠喩)や
リフレームは意味論の典型的なテクニックです。

ミルトン・エリクソンはその達人と言えます。