第4ポジションは、主語がWe(私たち)になります。 第1,2,3ポジションの全ての情報を持って、個人の意識を超えて、集団の意識の状態です。
※人数が二人、例えば夫婦が私たちと言う場合でも第4ポジションです。
図に示しているように、三角形を底面(第1,2,3ポジション)とした正四面体の頂点が第4ポジションになります。 リーダーは、チームをリードする為に、特に意識して第4ポジションに入る時が必要になります。
一方で、第4ポジションに居続けることのデメリットもあります。
それは、個人意識が希薄になり、集団の決定に迎合してしまうという事です。
「炎上」というインターネット上での出来事は、典型的な第4ポジションに居続ける弊害です。
第4ポジションは、スピリチュアルな状態に入る為に効果的な知覚位置です。
第4ポジションの影響をの第1ポジションに戻すと、他者は自分自身の「延長」であるという感覚が生まれます。
第4ポジションの影響を第2ポジションに置くと、他者と「1つになる」という経験が生まれます。
第4ポジションの影響を第3ポジションに置くと、単なる外部観察者だけでなく、コミュニケーションに参加する内部観察者でもあります。