最近様々な業種のビジネスパーソンから耳にするのは、これから不景気がやってくることです。オリンピックがあるからそんなことは無いとお考えの方もおられるようですが、実際昭和の東京オリンピックの後に不景気がやってきました。リオオリンピック後もやはり不景気に見舞われています。
続きは編集後記で
「スキルとテクニックは異なる」という事を皆さんはご存知でしょうか?
アンカリングとかエクセレントサークルをスキルとして学びました。
しかし、ロバート・ディルツさんによれば、それらはテクニックであり、スキルとはアンカリングのようなテクニックをいかに使うかという熟達さのことであると言っておられます。
ディルツさんは、こんなメタファーで説明してくれました。
「お医者さんが患者さんに薬を注射する時、注射器がテクニック、注射器でうまく注射できるかどうかがスキル、そして薬がリソースである」
そして、「NLPを使えない」という受講生のシェアや相談を受ける時によく聞いているとわかるのですが、ほとんどの場合「スキルという名のテクニックを使えない」と言っておられます。
NLPはテクニックだけではないのです。アンカリングやエクセレントサークルがスキルシート(本当はテクニックシート)通りに使えないことは、あり得ます。
環境や関係性などの制約によって。
NLPのスキルはいくらでも向上させることができます。
なぜならば、「生きることは神経言語プログラミング」だからです。
神経言語プログラミングを使わないで、生きることはできません。
五感を使わない、脳を使わない、言語を使わない、身体を使わない、あり得ますか?
これらをうまく使っていくことが本来のスキルなのです。
そのような意味で私は最近スキルという言葉の意味をしっかりと考えて、どうやったらもっと人々のスキルアップが図れるかを考えています。
それがスキルアップを図ることを含んだセミナープログラムになっていってます。テクニックだけを教えることは、よく言われるように「釣った魚をあげるだけで、魚の釣り方を教えないと餓死してしまう」ことになります。
スキルアップをすれば、自分で考えて、自分で問題解決やアウトカム達成ができます。
そしてテクニックシート通りの正しいテクニックに縛られる必要もありません。
その状況に合わせてテクニックを作り替えたり、新しいテクニックを作ったりしても良いのです。それがスキルアップです。
ただしテクニックも重要です。テクニックがどのような要素で構成されているのか?そういうことを知って、体験することでスキルアップが図れます。
そして、そのテクニックをなぜ、どうやって何のテクニックを、いつ、どこで、使うのかを知るのかはより高いレベルのスキルです。
なぜならば、
1)相手の話を相手の世界観で聞くスキル
2)相手の世界観のどこに問題解決の出口が隠れているのかを見つけ出すスキル
3)出口から出るのに適切なテクニックを選ぶスキル
4)出口へ向かっているかどうかをカリブレーションするスキル、
5)向かっていなければ他の選択肢を取れる柔軟なスキルが必要だからです。
■編修後記
不景気になると、人々は安定をもとめて起業や転職をしなくなります。そのような時に必要なのは様々なスキルです。
前回のメールでもお伝えしたように、
コミュニケーションスキル
思考スキル
知識スキル
が重要です。
今回このうちの思考スキルを磨くセミナーをご用意致しました。
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