こんにちは。
ALL NLPの村上剛です。
NLPを教えて、12年以上になりますが、最近思うのは、コミュニケーションスキルの向上だけでなく、思考スキルの向上に効果的な面があまり、言われない事です。
残念ですが…
続きは編集後記で
現在、企業が求める人材は、コミュニケーションスキルがある人材だそうです。
しかし、コミュニケーションスキルは、思考スキルと両輪です。
ある大企業の入社面接を担当する知人から聞いた話では、最近(昔から?)は、想定質問と模範解答があるそうで、面接を受ける若い人の答えが、画一化している傾向があるようです。
知人の面接官は、あえて想定外の質問をして、反応を見るそうです。
このような、想定外のことが起きた時、必要なのは思考スキルです。
では、思考スキルは、どうやって磨かれるのか?
思考スキルは、思考することによってしか磨かれません。
何を思考するのか?
それは、目の前にある問題解決や品質やサービスの向上です。
NLPではこのような事について思考するスキルが山のようにあります。
「スライトオブマウスパターン」という方法があります。
これは、元々カウンセリングに来るクライアントの信念を言語的にリフレーミングするために開発された14個の思考スキルでもあります。
私自身、何かに行き詰った時、新しいアイデアを生み出すために思考スキルとして、スライトオブマウスパターンを使います。
例えば、セミナーの準備と接骨院の治療との時間的バランスが悪く、疲れ切った時がありました。
その時に、自分が考えたのは、セミナーの準備時間と接骨院の治療時間のバランスを取るために、「メタフレーム」という方法を使いました。
接骨院を開業して、22年目ですが、「来た患者さんは全て診なければならない」という信念がありました。
そこで「メタフレーム」という方法を使って「来た患者さんは全て診る」という信念を持ちながら、時間のバランスも取れる新しい信念は何か?と思考すると「予約制」という方法が浮かび、予約制にすることで、時間のバランスが調整できるように、身体にも負担がなくなりました。
これは、「来た患者さんは全て診る」という信念が壁となっていたので、その壁を壊すのではなく、壁の上を越える新しい「信念の橋」を架けたのです。
■編修後記
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