自宅に不審者?



昨夜10時ごろ、娘が「一階に誰かいる!」と言って、

血相を変えて2階に上がってきました。

自宅は賃貸の一戸建てで、一階は工場跡です

そこを内装を変えて治療室にしようかと思ったのですが

家主と折り合いが合わず、私の図書室になっていました。

なので、通常誰もいません。

そこで、娘が恐怖感を感じるのも無理はありません。

一階に娘と降りていくと

ピチャッ、ピチャッ、という音が真っ暗闇で響き渡っています。

私はアドレナリン全開の戦闘モードに入りました。

電気をつけると、そこには・・・

なんと天井から

雨が降っていました。

ここで、次の疑問です。

まず「2階の浴槽のお湯が溢れたのか?」

接骨院の上の階の人がお風呂の水を出しっぱなしにして、

翌朝接骨院の壁紙から床まで浸水した事がありましたから。

しかし、浴槽も洗濯機周りも水は溢れていませんでした。

次に考えたのは
「台風の影響で外部から水が入るようになってしまったのか?」

これは接骨院の外壁と窓枠の破損から壁紙が水浸しになった体験があったからです。

しかし、ここ数日雨が降っていないので、それも考えにくかったです。

最終的に分かった事は?

本日、不動産屋さんに電話したら、

淡々と「水道の元栓を閉めてくれ」と言われ、

そうしたらすぐに天井の水が止まりました。

風呂へお湯を送る配管が古くなって破損していたことが判明し、

日曜日に修理が決定しました。

その間、銭湯へいかなければなりません。

朝風呂が習慣の私にとって、不便です。

そしてもっと悲しいのは、絶版になっている本が水浸しになったことです。

少し今年の台風の被災者のみなさんの気持ちに触れた思いです。

とこれを書いている時に自宅から風呂が復旧したという知らせがきました。

朝風呂が入れてホッとしました。

この一連のことから学んだことは、VUCAフレームです

V変動性 
U不確実性
C複雑性
A曖昧性

「不審者がいる」という娘の言葉には曖昧性が表されています

「天井から水が落ちてくる」という現状にはかつての経験から仮説を立てましたが不確実でした

「温水の配管が壊れると天井から水が漏れる」という複雑な構造

「不動産屋さんはこういう事態には慣れている」という変動に対応する事実

私の天井からの漏水に対する前提はアップデートしました。

これはOODAループと呼ばれ、今、最速の思考方法として注目を浴びています。